(アップデート : 2017年08月29日)
(アップデート : 2017年08月29日)
◆近自然川づくり(近自然河川工法)により、いわゆる『春の小川』が人工的にしかも 比較的安く実現可能だ。人工的なものではあるが、時間の経過とともに自然の小川と区別がつかなくなるのが、近自然では成功を意味する。
河床下に見えないように設置されたアーチ状フィックス・ポイント(床止め工)により、洪水安全性はしっかり確保されている。現場にある材料を再利用し、造形を水の流れや植生の成長に任せると、ほとんどコストがかからない。これが、太陽エネルギーによる川づくりであり、きれいなばかりではなく安全で環境負荷を最小限に抑えることができるのだ。
(ネフバッハ川、スイス・チューリッヒ州、1983年施工)