近自然の著書




近自然学
~自然と我々の豊かさとの共存・持続のために~
山脇 正俊 著
Masatoshi Yamawaki

発行 : 山海堂
刊行 : 2004年(平成16年)4月発売(2008年完売)
B5判 340ページ
定価 : 3,500円[税別]

*環境と我々の豊かさを両立させるにはどうしたら良いのか? 前著『近自然工学』をさらにバージョンアップ。新しい川づくり、道づくり、まちづくり、エネルギー利用、農林水産業、ビジネスなどの広い分野に及び、近自然の理念・原則・応用を実践例をまじえて解説。多くの大学、専門学校、保護団体などで教科書・参考書指定を受けている。

*「環境分野のパラダイムシフト」:岡村俊邦氏
本書の出発点は、スイス・ドイツで始まった近自然河川工法である。著者は、近自然河川工法の中心地スイスチューリッヒ州に在住し、この工法の日本への紹介・普及が行われた当初から関わり、また、研究を続けたきた。本書の内容は、長年にわたる著者の研鑽の結果であり、また、著者の周りに集まった人々との論理的で熱い討論の結果でもある。対象とする分野は、当初の河川から道路、まちづくり、エネルギー等に広がり、地球上で「自然と我々の豊かさとの共存・持続」をはかる上で、明確な指針を示してくれる。また、本書に示されている考え方は、従来の延長線上にはなく、各分野でのパラダイムのシフトを求めている。その意味で、読者に厳しい選択を求める書でもある。

*「環境学の新しい地平」:井上雅義氏
著者の山脇氏はスイス在住。チューリッヒ工科大学で教鞭を執り、近自然河川工学の先駆者として知られている。
近年は河川工学にとどまらずに独自の研究を続け、新しい環境学の枠組みの構築を試みている。新刊の「近自然学」は環境問題の捉え方としてもユニークな視点があり、包括的な考えを提示している。地球環境の大枠と地域の身近なサステナビリティの統合的な視点がある。
環境学の新しい地平を切り開く1冊である。

*「自然との共存の全体像が分かる」:マルチちゅ 氏(岐阜県可児市)
本書は自然と人間の生活の豊かさを共存させ、持続させるための知恵を総体的に紹介し、その基本コンセプトをまとめたものです。 
 本書では世界的な自然環境の現状と今後の動向を考察した上で、エコシステムの重要性を提起した上で、その保全と私たちの生活との両立、もしくは創造の手法をおもにスイスの事例を参考にしながら提起していきます。そしてビジネス、河川工法、交通システム、都市計画、エネルギーシステム、日常生活の近自然化の方法を紹介していきます。現状の技術・システムの問題点、限界を考察した上で、その対策を提起しているので大変分かりやすく、かつ説得力があります。 
 また、何よりも近自然学的な技術を導入した河、道路、都市などが大変きれいなことに感銘を受けます。心理学なども応用し、生活の質の向上も果たしており、きわめて合理的で有用性の高いものだと思います。写真や図も豊富で読んでいて、または見ていても楽しい本です。 
環境問題に興味のある人に、初心者にもおすすめの本です。




近自然工学
〜新しい川・道・まちづくり〜
山脇 正俊 著
Masatoshi Yamawaki

発行 : 信山社サイテック/発売:大学図書
刊行 : 2000年(平成12年)3月発売(2001年完売)
B5判 210ページ
定価 : 3,800円[税別]

*近自然理念・近自然工法などを体系化。ヨーロッパにおける環境共生の
新しい波の現状とその背景を10年がかりで集大成し解説したもの。




生態学的混播・混植法の
理論 実践 評価

~住民参加による自然に近い樹林の再生法~
岡村 俊邦 著
Toshikuni Okamura

出版社 : 石狩川振興財団
刊行 : 2004年(平成16年)9月発売
B5判 72ページ
定価 : 2,000円[税込]

*「素晴らしい本です」:山脇
素晴らしい本です。自然な緑化や森づくりなどをライフワークとする著者の渾身の内容だと思います。自然界の営みを注意深く観察することから生まれた独創的なアイデアと、それを大変分かり易い実践法にまとめた手腕は驚嘆に値します。著者の豊かな感性と卓越した理性のなせる技でしょうか。素晴らしいのは、前著から一段と深みを増した内容だけではなく、そこかしこに挿入されたグラフィックの美しさです。植物への深い理解と愛情が感じられ、心が洗われる思いがします。著者をはじめとした多くの人達の13年以上にわたる実績とノウハウを共有できる恩恵は何物にも代え難く、自然再生、森づくり、緑化、住民活動、学校教育などに関心のある方々にとって、必読の一冊と言えましょう。

*潜在自然植生の森林再生のための素晴らしい実践指導書:ゆたか@南紀熊野
潜在自然植生の森を再生させようとする場合の素晴らしい実践指導書です。森の再生ついて記載された書籍は多数ありますが、具体的な実践方法が記載された書籍はなかなか見つかりません。
 本書の実践場所がほぼ北海道に限定されますが、論理・実践・評価の全ての項目が日本全国に応用できます。
 また詳細に記載されたイラスト・調査票・フローチャート・グラフが森林再生のための論理・実践・評価の全ての段階でガイドラインになることは間違ありません。さああなたも本書を片手に自分の地域で森林再生の活動に取り組みましょう。特に森林再生に関わる市民組織やNPOでは必須の書籍と言えるでしょう。

*自然林再生の理論から実践まで包括:カスタマー
本書は,樹林の再生を行おうとする地域から得たタネや苗を用いる「生態学的混播・混植法」の理論から実践まで,多くの図や写真を使って易しく解説している。「生態学的混播・混植法」は,地域の自然を壊さない,遺伝子を撹乱しない,安く実現できる,住民参加が容易であるなど,数々の利点を含んだ画期的な自然再生の工法だ。しかも,生態学的な根拠も明確だ~~。本書は,技術者だけでなく,自然が好きなだけでなく,気持の良い空間の好きな普通の市民にも勧めたい「使える」1冊だ。




生物多様性
私と地球を元気にする方法
長谷川 明子 著
Akiko Hasegawa

発行 : 技報堂出版
刊行 : 2010年(平成22年)9月再発売
菊 判 130ページ
定価 : 1,260円[税込]

*「中高生への読書のススメ」:都政新報 2010年10月01日掲載
 国際生物多様性年の今年、11日から29日にかけ名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催される。1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた地球サミットで、気候変動枠組条約と生物多様性条約の二つが採択され、今年はその条約の目標年度だが、いずれも目標を達成できていない。
 『生物多様性 私と地球を元気にする方法』は、生物多様性とは何か、なぜ大切なのか、多様性が失われるとどうなるのかなどの基本的な知識や、生物多様性を守るために私たちができることなどを、中・高生でも理解できるように、イラストや図表、写真などもふんだんに使ってやさしく解説してくれている。
 狭い国土ながら四季に恵まれた日本には固有の生き物が生息し、イギリスとドイツでは哺乳類、鳥類、両生類とも固有種が0%に対して、日本では、哺乳類の22%、鳥類の8%、両生類の74%もの種が日本だけの固有種なのだという。
 現在、13分で1種、1日100種、年間では4万種が地球上から消えている。多くの生き物たちに支えられて生きている私たちが、その生き物たちを絶滅に追いやっている。さらに、このまま消費を続けていくと、地球が2個必要になるほど、人類の活動は地球に負荷を与えている。
 多くの生き物と共にあった日本の私たちは、こうした危機を回避しようと出されたリオ宣言を改めて確認し、地球を救うために何ができるかを考える必要があるだろう。
 そのためにも、多くの人に読んでもらいたい本だ。筆者の長谷川明子氏は、大学時代は上野動物園でゾウの飼育の実習を経験。「ビオトープを考える会(2011年1月 「ビオトープ・ネットワーク中部」に改名)」会長で、大学で環境生態学を教え、愛知県生物多様性キャラバンアドバイザーなど多くの活動をしている。

*2011年 都立大島海洋国際高等学校の入試問題に採用
 2011年(平成23年度)の都立大島海洋国際高等学校の入試問題の小論文の資料として、この『生物多様性 私と地球を元気にする方法』の一部が採用された。




地球と暮らすまちづくり
~スイス・ドイツに学ぶ近自然~
長谷川 明子 著
Akiko Hasegawa

発行 : 技報堂出版
刊行 : 2009年(平成21年)1月再発売
菊 判 175ページ
定価 : 2,310円[税込]

*「スイス・ドイツでの事例を日本で成功させるための秘訣が満載!」:山脇
環境先進国と言われるスイス・ドイツには興味深い事例が沢山ある。それらを紹介する本はちまたに溢れているが、目に見えるやり方(行動、工法、方策)やそこで使われている材料(物、資材)などに目を奪われがちだ。しかし、本当に大事なのは、なぜ彼らがそのやり方や材料を選択したのか、つまり「考え方」の方だ。我々がスイス・ドイツでの先進事例を日本で応用して成功させるには、その裏側に隠れている考え方を見きわめる洞察力がどうしても不可欠なのである。 
この本では、長谷川明子氏のみずみずしい感性や視線を通して、我々が見過ごしがちな先進事例の「奥」を読むことができる。それこそが成功の秘訣と言えよう。しかも、それが誰にでも理解できる平易な文章でつづられている所がすごい。また、我々の日常生活でも実践できるような具体的な提案も満載だ。 
今の日本は、しっかりした方向性もなくバラバラな環境施策だけが乱立して混乱を極めている。そんな曲がり角に来ている日本の環境政策に希望の灯をともしてくれるような素晴らしい本だ。自然保護、環境保護、土木・建築・造園関係者、環境・建設・造園関係の学生や教員、地球の現状や将来に不安をお持ちの方、自然や動植物や人間が大好きな方など万人にお薦めしたい。

*”具体的に学ぶ”-サステナブル社会の在り方:フリージャー
ヨーロッパは一般に各国市民の環境意識が高く、環境問題に対する行政や企業の取り組みも先進的だが、問題解決の考え方やアプローチは地域の特性が反映されていて、同じものではない。 
たとえば再生エネルギー政策を例にしてもドイツは風力や太陽光発電に重点が置かれ、スウェーデンやフィンランドは、木質バイオマスを重視している。 
本書の面白さは、スイスとドイツの事例をケーススタディとしながら、生活者の視点から具体的な問題提起をしているところにある。 
都市と農村や河川、湖など身の回りの環境を、日常的な視点で仔細に観察している。 
さらに「海外の良いところ」を「見てきました」という姿勢ではなく、日本国内の各地で実際に行われている取り組みを紹介している章が充実している。 
このことは「スイスとドイツ」を身近に感じさせ、そのうえで「地球と暮らす」というグローバルな提起に具体性を与え、説得力を裏付けるものだ。

*美しい写真と親しみやすいデザインがすばらしい:マルチちゅ (岐阜県可児市)
 本書は近自然学の立場から気持ちの良い生活環境の創造を、ドイツ・スイスの事例を紹介しながら提案する本です。 
 本書の特徴は、豊富な写真と洗練されたデザインにあります。近自然の技術によって復元され、もしくは景観的価値が向上した様子が生き生きと伝わってきます。写真にはそこで生活し、余暇を楽しむ人たちの姿が写し出されており、近自然、自然との共生による豊かな人間生活の姿を知ることができます。イラストやデザインも大変親しみやすく、眺めるだけでも楽しく、もちろん読みやすいものになっています。 
 全体として専門書というよりは一般向けの解説書といった感じです。近自然学の技術や考え方をベースにしていますが、生活の全領域を広く浅くカバーしていて、生活から考える環境問題&まちづくりという様相です。本書を読めば、自分の日常生活から環境や住み良いまちづくりのためにできることが、多く見つかるのではないかと思います。 
 自分の生活を考えることから、環境やまちづくりを考えたい人におすすめの本です。

*「再発売を祝う」:山脇
2007年の出版直後に出版社の事情で入手不能になっていたこの『地球と暮らすまちづくり』が再発売された。中古市場では程度の良い物が6500円というプレミア価格が付いている。多くの人たちが求めていた証拠であろう。再発売は大変喜ばしいことだ。

*著書紹介 BOOK & DATA (月刊 建築仕上技術 編集部)
  地球温暖化が深刻化する中で持続可能なまちづくりが求められている。ヨーロッパでは生活の質が低下してきたことをきっかけに、1970年代から自然を復元し、自然と共生していくまちづくりが始まった。日本でも近年、自然再生を行うようになったが、その効果が十分には出ていない。
 そうした背景を受け、本書は環境と自分たちの生活の両立を目指して書かれた。副題にある通り、長い試行錯誤を経て、持続的発展都市として注目を集めるスイス・チューリッヒ市とドイツ・ミュンヘン市を中心に最新事例を紹介。「環境政策」「都市と農村」「ゴミと下水道」「道路と鉄道」「川と湖」など多角的にとらえている。
 著者の長谷川明子氏は1級ビオトープ計画管理士。大学の講師や講演活動などを通じて自然環境への活動を続けている。「『自分たちが自分たちの環境や人生を考える』そんな当たり前のことを実践するために」と、本書の狙いを書いている。
 大量消費型社会から自然循環型社会への転換の可能性を探った一冊。




ビオトープ
~環境復元と自然再生を成功させる101ガイド~
近自然研究会 編
長谷川明子、根本淳、井上雅義、中島敦司 共著

出版 : 誠文堂新光社
刊行 : 2004年(平成16年)8月発売
菊 判 222ページ
定価 : 1,680円[税込]

*「実用性と論理性を備えた書」:岡村俊邦氏
小さな本に、ぎっしりと内容がつまっている。例えば、お金が無いので小さいカニしか買えなかったのに、甲羅にはミソが、足には身がびっしりと入った感じの本である。ビオトープの造成を実行した人や実行に移そうとしている人は、そのビオトープがかえって地域や地球の環境に負荷を与えていないか、与える可能性が無いかを本書でチェックして欲しい。また、逆に、頭でっかちになり、考えるだけで行動に移せなくなった人も、本書の内容を理解することで、やるべきこととやるべきでないことの判断が出来、行動に移ることができるであろう。お買い得な本である。




講演集
北海道のスローフード運動
~胎動の記録~

発行者 : スローフード & フェアトレード研究会
北海道スローフード・フレンズ帯広
北海道スローフード協会
監修:北海道
刊行 : 2004年(平成16年)6月発行
B5判 235ページ
定価 : 1,300円[税込]

*「スローフードは近自然の重要な一部だ」:山脇
私の住むスイスにおいても食の国イタリアで始まったスローフード運動は活発だ。しかし、私とスローフードとの本当の関わりは、帯広近郊の新得で酪農とファームインをコンビネーションした「湯浅ファーム」を営むかたわら北海道スローフード・フレンズ帯広の会長をも精力的につとめる湯浅優子さんを通して始まった。一見関係がないような近自然とスローフードだが、その結びつきは年々深まっている。それは『近自然学』が太陽エネルギーの有効利用という意味で農林水産業の脱石油を重視し、同時に危機管理という意味から気持良さ(旨さも)を環境評価の一基準に考えているからだ。この本は、北海道でスローフード運動が浸透して行く過程でのいくつかの講演が収録されている。2004年4月札幌での私の『近自然学』の講演とパネルディスカッションの模様もその中にある。イラストレーターすずきももさんの描いた、ほのぼのとした表紙の装丁が私は大好きだ。




水辺の小わざ
~山口の川から明日の水辺を考える~
「水辺の小わざ」プロジェクトチーム 著
(浜野龍夫、伊藤信行、他)

発行 : 山口県土木建築部河川課
刊行 : 2007年(平成19年)3月発行
A4判 257ページ
非売品:印刷実費で入手可

*川づくりにおける「アクト・ローカル、シンク・グローバル!」の野望:山脇
1991年、当時の建設省河川局はスイス・ドイツの『近自然川づくり』を『多自然(型)川づくり』として日本に導入した。そして、本場の川づくりを学ぶために、山口県から1人の若い河川技術者がスイス・ドイツを訪れた。それが伊藤信行氏だ。彼は帰国後それまでは考えられなかった、多分野の専門家を網羅した協働チームを起ち上げ、山口県の川づくりを大きく変えて行った。この本は、その行動の結果とも言えよう。
「水辺の小わざ」というテクニカルな指南書とも理解できるタイトルながら、全体の3/4は川の基礎知識やエコロジーの解説に費やされ、残りの1/4が現場の技術解説だ。これらを山口県の特殊な事例と見なしてはならない。そこには、一地方の行動(アクト・ローカル)を通して、日本や世界の明日を考えよう(シンク・グローバル)という大きな野望がある…と私は見た。実際、それに応えることができる深い内容だ。





スイス式[森のひと]の育て方
~生態系を守るプロになる職業教育システム~
浜田 久美子 著
Kumiko Hamada

出版 : 亜紀書房
刊行 : 2014年(平成26年)3月発売
四六 判 254ページ
定価 : 1,944円[税込]

*現場重視のスイスの教育システムを林業を例に解明:山脇
スイスは世界的な勝ち組と言える。その国際競争力は世界一で1人当たりの所得は世界最高水準を堅持。そして国民の幸福度もトップ。さらに、全世界のスイスに対するイメージはすこぶる良い。多くの人たちが1度は行ってみたい国の最上位にあり続けている。
この成功は偶然ではなく、ちゃんとした理由があったのだ。それが教育システムの充実。スイスの教育システムはとても複雑でよそ者には分かりづらい。若者たちの30%が大学進学。残りの70%は義務教育終了後に職業教育を受ける。この職業訓練はデュアルシステムと呼ばれ、週の4日は現場で指導を受けながら実務を体得し、1日だけ職業学校へ行って理論を学び演習や講習を受ける。現場での見習いがベースなので、業界の変化やニーズに即対応ができる。終了時の試験に受かると国家資格を取得する。徹底的な実務訓練を受けているので、終了後は即戦力となる。日本の貧弱な職業訓練と比べて、なんと羨ましいことか!
高等教育は2段階に分かれ、研究者養成のための修士大学(総合大学と工科大学)と実務のリーダー養成のための専門大学だ。スイスの国力を支えているのは、この教育システムとも言えるのではないか。
こんな素晴らしいスイスの教育システムだが、それに関する情報は乏しい。スイス人は内向的で自分たちのやっていることを喧伝しないからだ。それはスイスの森づくり(近自然森づくり)も同様であるし、それを支える森林作業員とフォレスター教育もそう。
この本はそれらを平易に解説したとても貴重な本だ。





スイス林業と日本の森林
~近自然森づくり~
浜田 久美子 著
Kumiko Hamada

出版 : 築地書館
刊行 : 2017年(平成29年)7月発売
四六 判 221ページ
定価 : 2,160円[税込]

*スイスの唯一の資源である森林と林業を復活させた『近自然森づくり』とは:山脇
スイスの林業は一時壊滅状態だった。人件費が世界一(日本の約2倍)、材価は日本より低い、急峻地形、針葉樹の植林が多い、林業補助金は撤廃、環境法が世界一厳しい‥などなど、林業のための条件は世界一厳しいと言える。
森林が見直されたのは1980年代の環境とリクリエーションから。生物多様性と市民のリクリエーションのために『近自然森づくり』が開発された。この『近自然森づくり』は、それまで低迷していたスイス林業にとっても救世主となった。しかしながら、この新しい施業のためには、現場で働く森林作業員とそれを監督するフォレスターの新たな教育が必要だ。スイスの柔軟な教育システムは毎年のようにアップデイトされるので、現場が必要する人材を排出できる。
そんな教育を受け、実際に『近自然森づくり』で25年以上にわたって黒字を出し続けている(魔法なのか?)1人のスイス・フォレスターにスポットライトを当て、彼の日本でのワークショップを追い続けながら、『近自然森づくり』の核心に迫ろうというのが、この本のメインテーマだ。また日本でどう応用できるのかの提案も満載。
この本はそれらを分かりやすい文章で解説してくれる希有な存在であり、出口の見えない閉塞感の強い日本の森林管理と林業にとっても、未来の光明となり得るだろう。多くの森林と林業(そして林務行政)関係者にも一読をお奨めしたい。「目からウロコが落ちる」こと請け合いだ。



文責:山脇正俊
『近自然(工)学(環境と豊かさの両立原則)』提唱・研究
スイス近自然学研究所代表 
北海道科学大学客員教授(2017年終了)
スイス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師:武道
『近自然森づくり研究会』特別顧問
環境・オーディオ  コンサルティング 

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